プレスリリース

Web3/NFT 領域のサービスを提供する株式会社UPBONDへ
バリューコマースから出資を決定 -ブロックチェーンテクノロジーの活用により、社会や企業の課題解決へ-

バリューコマース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:香川 仁 以下、バリューコマース)は、Web3/NFT*1領域のサービスを提供する株式会社UPBOND(本社:東京都渋谷区、代表取締役:水岡 駿 以下、UPBOND)への出資を決定しましたので、下記の通りお知らせいたします。

昨今、個人の基本情報や商品購買履歴、医療情報などの行動情報である「ライフログ」*2のより適正な管理、利用が重要視されております。
また、企業にとってはCookieレスにより、個人に届けたい情報とのあいだにミスマッチが生まれ、新たなマーケティング手法を求める状況に至っています。

UPBONDは主にブロックチェーン*3やDID*4/VC*5を活用したWeb3領域の技術をベースに、個人主権型ライフログ*6プラットフォーム構築の実現を目指し、さまざまな業界で先進的な取り組みを行う企業と提携しています。
バリューコマースは2024年1月における「中期経営計画の見直し」*7において、新規事業分野へ大きく投資することを掲げ、そのなかのひとつとして今回の出資にいたりました。

今後、バリューコマースはUPBOND社の基礎技術をベースに、当社の既存事業領域でもある宿泊業界におけるシステム開発に着手します。
両社の協業により、新たな顧客DX*8の創出と、事業者の人手不足の解消や、個人情報を取り扱う業務の効率化・セキュリティ対策といった社会課題を解決するサービスの実現を目指します。

今回の出資により、バリューコマースとUPBOND双方の技術とアセットを活用して、プロダクト開発を加速してまいります。

【脚注】
*1  Web3/NFT…Web3とは次世代型インターネットの概念。一部の主体にデータ等が集約されず、個人に分散され、個人同士が直接つながることが可能となる点が特徴。
NFT(Non-Fungible Token)とは代替可能性がない唯一無二のデジタルデータであり、ブロックチェーンの技術を使ったデジタルトークン(お金の代わりとなる印のようなもの)。
*2 ライフログ…氏名、性別、住所などの基本情報、移動履歴、健康情報、商品購買履歴などの行動情報、基本情報、行動情報から生成された分析結果や評価情報の付加情報を指す。
*3 ブロックチェーン…暗号資産を扱う基盤技術として開発された取引履歴をまとめた台帳のようなもの。
*4 DID(Decentralized Identifier)…分散型ID。
*5 VC(Verifiable Credential)…検証可能なデジタル証明書。
*6 個人主権型ライフログ…個人によって主体的に管理、活用されるライフログ。
*7 中期経営計画の見直し…2024年1月30日発表 決算説明資料及び中期経営計画の見直し https://ssl4.eir-parts.net/doc/2491/ir_material_for_fiscal_ym1/148985/00.pdf
P34-39
*8 顧客DX(デジタルトランスフォーメーション)…顧客との接点となるあらゆるチャネルをデジタル化することによって、顧客体験を向上させ、顧客とのエンゲージメントを高めることを目指す取り組み。

【株式会社UPBONDについて】
「個の力で、社会をつむぐ」をミッションに掲げ、個人にライフログのフルコントロールを提供する個人主権型のライフログプラットフォームの実現を目指しています。主なサービスとして、企業のIDに関連する課題を解決する個人主権型のログイン基盤「Login3.0」、個人主権型のライフログ利活用を実現するWeb3ウォレット「UPBOND Wallet」を提供しています。
https://www.upbond.io/

【バリューコマース株式会社について】
バリューコマースはアフィリエイト、ソーシャルコマース、リテールメディア、トラベルテックによるECサイトへの「集客」と、モール内クリック課金型広告やECサイト運営ツールによる「販売促進」の強固な軸を持ち、「集客」から「顧客維持」までのトータルソリューションを提供し、コマース事業者の収益最大化を支援します。
https://www.valuecommerce.co.jp/

<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
バリューコマース株式会社 広報
E-mail: press@valuecommerce.co.jp

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