バリューコマース、ルックスマート・ジャパンの営業を譲受
バリューコマース株式会社
バリューコマース株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:ブライアン・ネルソン、以下バリューコマース)は、このたび、米国ルックスマート社(Looksmart, Ltd.)の日本法人、ルックスマート・ジャパン株式会社(以下、ルックスマート・ジャパン)の営業を譲り受けたことを発表いたします。この営業譲受により、バリューコマースは、ルックスマート・ジャパンの318,000社からなる日本企業ディレクトリ、社員、インフラ、およびディレクトリを制作、維持、変更するための先進技術に関する日本での独占的権利を取得いたします。なお、譲受価格等の金銭面の詳細については、公表いたしません。
ルックスマート・ジャパンの資産は、バリューコマースの100%出資子会社に引き継がれます。この子会社はルックスマート・ジャパンというブランドのもと、ルックスマート・ジャパンのオフィスで業務を継続し、従来のサービスも変更せず提供してまいります。現在、ルックスマート・ジャパンに籍を置く社員は新会社に移籍し、すべての業務および技術は国内にて運営されます。ルックスマート・ジャパンは、バリューコマースの傘下に入ることにより、マーケティング、インフラ、研究開発、販売、カスタマーサポートなどといった運営上のリソースが大幅に増強されることとなります。これらのリソースは、ルックスマート・ジャパンが、日本でサービスをさらに拡大し続ける上で、大いに貢献するものと考えております。なお、新会社の社長兼代表取締役には、バリューコマースの創業者兼会長のティム・ウィリアムズが就任いたします。
バリューコマースの最高経営責任者(CEO)、ブライアン・ネルソンは、今回の営業譲受について次のように述べています。
「今回の営業譲受の目的は、当社の日本におけるインターネット、eメール、モバイル販売、マーケティング・ソリューションのメジャープレイヤーとしての地位を確立することです。この営業譲受を通じて、バリューコマースグループは、既存のeコマース・ソリューションに、即戦力となるOEMディレクトリおよび検索サービスを追加することになります。これにより当社と、当社のメディア・パートナーおよび広告代理店との協力関係をより緊密なものにし、さらには、広告主の数も増やすことができます。」
ルックスマート・インターナショナルの最高執行責任者(COO)、ポール・シミンスキー(Paul Siminsky)氏は次のように述べています。「今回、日本で、バリューコマースのような現地パートナーを見つけることができ、非常にうれしく感じております。バリューコマースのメディアとしての力、技術力、販売力と、ルックスマート・ジャパンのディレクトリ、販売網、代理販売チャネルを組み合わせることにより、今後積極的にビジネスを拡大できるものと確信しています。」
以上
参考資料
【ルックスマート社について】
ルックスマートは商用検索サービスのリーダー的存在であり、革新的なウェブ検索ソリューションのディベローパーです。同社は、LookSmart.com やその他の主要ポータル、ISPを含む情報流通網を通じて関連性の高い検索結果を提供し、オンライン・ビジネスにつながる販売の手がかりとなる情報を提供しています。ルックスマートはカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置いています。同社の詳細については、www.looksmart.comをご覧ください。
【ルックスマート・ジャパン株式会社について】
ルックスマートは、1998年に日本語ディレクトリの編集を開始し、2000年に日本において事業を設立いたしました。ルックスマート・ジャパンは、日本において、管理の行き届いたOEMベースのディレクトリ提供で業界をリードしてきました。そのディレクトリは318,000に及び、熟練した編集者によって23,000カテゴリーに分類されています。その作業に要する時間は、1人当たりに換算すると25年間に相当します。そのディレクトリは、メディア・パートナーに対して、高品質のコンテンツとともに、サーチ広告の収入を提供します。そのサーチ広告の収入は、ディレクトリに含まれる、多様な26,000 のコマーシャル・リスティングを通じて得られるものです。
ルックスマート・ジャパンの現在のメディア・パートナーにはMSN、Excite、Fresh Eyeがあります。
ルックスマート・ジャパンの詳細についてはwww.looksmart.co.jpをご覧ください。